HackJaponaise:OSINT

Echelon Index

エシュロンへの疑問
(by Peter Clarke)

http://www.worldnews.com/?action=display&article=1385810&template=worldnews/search.txt

2000年3月3日( COMTEXのCMP……電子技術時間)

エシュロン諜報ネットワークは、ヨーロッパの批判家がが主張するように、あらゆる電子メール、FAXや電話をモニターすることができるのだろうか?

エシュロンは自動的に何十億もの単語をふるいにかけて選別し、会話の内容と会話の当事者に関する情報、犯罪や破壊的活動に従事する人物などに留意しつつ、情報を検索しているのか?

現在のエシュロンがNSAがイギリス、カナダ、オーストラリアとニュージーランドの協力を得て運営し、産業スパイシステムとして使われ、その利益はアメリカだけのものとなる、ということが非難の焦点なのか?

マイクロソフト、IBM、または「大手チップ製造業者」のようなアメリカの大手企業が、エシュロンのスパイ活動を支援するために秘密の機能、コードや回路を自社製品に仕込んできたのか?

エシュロンシステムはフランス、ドイツその他の商業的利益を浸食するために使われたことがあるのか?

最後に、ヨーロッパのどのような人々が、これを懸念するのか?

それは、自分たちの側に欧州会議委員会を有する人々である。 委員会は最近、アメリカの企業がヨーロッパのライバルを潰して商業契約を勝ち取るために、エシュロンが役立ったという申し立てを受けた。 欧州会議に委託された報告も、ヨーロッパのパートナーをスパイするワシントンに、イギリスが協力したと主張している。報告によれば、アメリカとイギリス両国がその申し立てを否認した。 ここにはもちろんアングロサクソンの絡みがある。英語を話す不可解な権力屋たちは、それ以外の世界を見下している。

エシェロンネットワークのうわさは今まで何年間も存在していた。しかしこのネットワークはマスコミにひろく注目されることもなく、また憤慨を喚起させることもなかった。先月の司法と国内問題についての欧州会議委員会へのエシェロン報告についても、マスメディアはひろく報道することはなかった。

報道範囲の欠如は圧力の結果か、もしくは読者がこの問題にさほど興味を持っていないと考える編集者たちの認識の結果 であろうか。私は後者であると考える。

ヨーロッパの歴史は封建社会からの緩やかな進歩である。 このことは、われわれが不可解な権力の徴候に対してどれほど知的に防御しようとしても、世界の技術超大国がわれわれをスパイするのは当然のことと予期するという、文化的な環境を生み出した。 1984の著者はイギリスのジョージ・オーウェル (George Orwell)である。

一方、アメリカは準封建的なヨーロッパ社会からの逃走として生まれた。 自由の代価とは永遠に警戒することであり、それゆえ私はエシュロンに関する情報が出版されることを歓迎するのである。 問題はヨーロッパがまだ、枷のない自由を経験していないということである。 アメリカ市民はどうなのか。疑問に思う。


 

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